贅沢だとは思うのですが、一日21時間もヘルパーさんと一緒に365日いると、どれが本当の自分なのかが分からなくなってしまいます。
年代によって人によって話し方や説明の仕方も変わります。
あるヘルパーさんからどれが本当の大野さんなのか分からないと言われ、答えに困り全部私だと答えるしかありませんでした。
重度訪問介護3年程前から待機が認められなくて、ひとりの時間がなくなりました。
たまにはひとりでウィンドウショッピングを楽しんだり、映画を観たり、ぼーっとしてることも大事です。
数日前、思い切ってひとりで池袋に行ってみました。不安な気持ちはありましたが、解放感でいっぱいでした。
気に入った使いやすいカバンを買いたくて、メーカーが分からず何年もハシゴしましたが、とうとう見つからず時間になりましたが、ちょっとした時間でもひとりになることは大事なんだと思います。
でも、喉が渇いても自動販売機で買うことはできますが、開けて飲むことはできません。
どこかのお店でカップに入った飲み物を買おうとはしたのですが、カウンターが高く車いすでは飲むことはできませんでした。
やはりひとりでは無理なのだと思います。
歩歩のヘルパーさんに伝えていきたいのは、少し距離をとりながら干渉せず、手を貸して欲しい時にすぐにヘルプできる体制をとることです。
言葉で言うと簡単ですが、なかなか出来ることではありません。
高齢者介護、障害者介護に問わず共通して言えるのではないでしょうか。
そして、見守りが認められていない重度訪問に少し疑問を感じる私でした。
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